紫陽花との歩み

長崎市のシンボルマークのお花は紫陽花が選ばれており、

市内では5月下旬から6月上旬までいろんな所で紫陽花祭りが開催されます。

その理由は19世紀までさかのぼり、今回は長崎と紫陽花の歴史を少しだけご紹介いたします。

シーボルトはオランダ商館医として出島に住みながら長崎の町で病人を診察したり、

「鳴滝塾」を開設して西洋医学や博物学を伝え日本の近代化に貢献した人物でございます。

またヨーロッパに日本の文化や自然を紹介し交流を深める役割を果たしました。

そんなシーボルトが出会った女性、お滝さん。

彼女を深く愛し、国外退去になったあとも彼女を想い続け、

長崎の中国寺で採取した空色の紫陽花を【Hydrangea otakusa(ハイドランゼア オタクサ)】

シーボルトが彼女の名を呼ぶ発音のまま付け紹介したのです。

残念ながらすでに他の学者により名づけられていた品種だったため無効となりましたが、

地元長崎では品種の隔てなく紫陽花を「おたくさ」と今現在も親しんでおります。

シーボルトの物語には諸説ありますが、

彼の波乱万丈な人生を集めた資料館【シーボルト記念館】は

当館の目の前の路面電車【浜の町アーケード】乗り場から

5番系統の蛍茶屋行きに乗って【新中川町】で降りていただき徒歩7分でございます。

お時間ありましたらこちらへこちらの観光もいかがでしょうか?

またホテルエイチツー長崎から歩いて5分程のところにある眼鏡橋でも

紫陽花祭りが開催されており、今が見頃ですのでお散歩もおすすめでございます。