紫陽花(おたくさ)まつり


梅雨の時期に開催される恒例のイベント、紫陽花まつりに先日行ってきました。紫陽花は別名「おたくさ」とも呼ばれています。実際、学名としては「Hydrangea otaksa(ハイドランジア オタクサ)」という表記があります。

江戸時代後期に活躍した医者兼植物学者のシーボルトは、一般的には医学の分野で知られていますが、彼が植物学者でもあったことはあまり知られていません。

シーボルトを支え、彼に愛された日本人女性の名前は「お滝さん」でした。シーボルトは彼女の名前を紫陽花につけてヨーロッパに紹介しました。しかし、既に他の学者によって紫陽花に別の学名が付けられており、その学名は正式に認められていません。それでも、長崎では紫陽花を「お滝さん」として、そして、紫陽花まつりは「おたくさまつり」とも呼んでいます。

ホテルから徒歩5分です。